草虫図 《草虫図》は、「筆」と「線」を意識した水墨の〈樹象〉を彩色表現に置換したシリーズ。“吉祥(幸福)” を表現した伝統的な草虫図を独自の方法論で再構成し、美しく咲き乱れる花だけでなく、花に集うつがいの蝶や幼虫など生命活動のある豊穣の世界を描く。三叉景(ギャラリー和田)、個展(京王ギャラリー)、不失正鵠(ギャラリーCreate洛)に出品。 第10回三叉景(ギャラリー和田・銀座)2019年 草虫図s-1 草虫図s-2
草虫図 牡丹 (2021ー ) イメージ・ソースである東洋の伝統的な草虫図に近づけたシリーズ。牡丹の花弁は粗粒子の岩絵具で写意的に描き、葉や茎は淡墨の暈しで工筆的に表現した。 第12回三叉景(2021年 ギャラリー和田) 個展(2022年 純画廊) 《草虫図 牡丹》(部分) 《草虫図 牡丹》(部分)